プロジェクト概要

京都・祇園の老舗履物匠「祇園 ない藤」が提案する、現代のライフスタイルに合わせてアップデートした新しいフットウエアーのブランド。姿勢を美しく保ち、きちんとからだを使うための工夫が詰まった日本の草履の形を踏襲しながら、一つひとつの要素を細部まで見直し、美しさと機能性を兼ね備えたプロダクトに昇華させている。GRAPHは、グローバル展開も見据えたブランド価値の再定義とビジュアル制作、ウェブサイト構築を担当。オウンドメデイアとして立ち上げたYouTubeコンテンツのディレクションも行っている。
https://ojojo.jp/
https://www.youtube.com/@naitojojochannel362

課題

  • ブランド愛称としての「JOJO」や商品名としての「JOJO」などが混在しており、ブランド名としての「JOJO NAITOU」の認知や発信の仕方に課題があった。
  • グローバル市場を見据えたブランドの再定義と、知財・ビジュアル戦略を必要としていた。
  • 既存ECサイトの中に、ブランドの世界観を発信する機能も混在していたため、整理したかった。

GRAPHからの提案

  • ブランド名を「JOJO NAITOU」から「OJOJO NAITŌ(オジョジョナイトー)」へ変更することを提案。特別感丁寧さが醸し出され、日本的でもある「御」を付けたブランド名とした。グローバル市場で受け入れられやすいよう、「ナイトウ」から「ナイトー」への表記の変更も行った。
  • シャープで洗練されたブランドイメージを表現するべく、欧文ロゴとカタカナロゴを制作。併記を原則とすることで、グローバル市場においても日本伝統の履物であることが伝わることを意図した。
  • OJOJO、JOJO、kappoなど、混在していた商品群を整理し、OJOJOとCoJOJOの2シリーズとした。
  • 商品の分かりやすさ、買いやすさを優先したECサイトを構築。コンテンツの整理や追加を行った。
  • ブランドの魅力を発信するオウンドメディアとして、YouTubeコンテンツの立ち上げを提案。「オジョジョナイトーノオデカケ ノオハナシ」として、当主である内藤誠治氏がゲストを迎え、履物を起点にしたトークを展開する内容とし、商品PRに限定しないブランドのアイデンティティを体現する企画とした。

スタッフクレジット

北川一成 / 八戸藍 / 山田晴香