プロジェクト概要
g KEYAKIZAKAは、東京・六本木にある贈り物がテーマのセレクトショップだ。取り揃えているのは、日本とヨーロッパを拠点に独自の審美眼で選んだプロダクトの数々。それらを季節やテーマに合わせて編集し、g KEYAKIZAKAが考える新しさや本物の“価値”を提供している。GRAPHは、二十四節気をテーマに厳選した商品を販売するギフト企画「24seasons」のビジュアルを担当。ビジュアルは贈り物用の掛け紙や、店舗で配布しているカードなどにも展開している。
課題
- 依頼内容は、二十四節気をテーマにしたギフト企画を訴求するビジュアル制作。
- 店舗のあるエリア「六本木」や「港区」などの画一的なイメージとは異なる、現代に合わせた新たな“高級感”を訴求したいという要望があった。
GRAPHからの提案
- 現代的なラグジュアリーの在り方を模索するために、本社と店舗スタッフから近年の顧客についてヒアリングを実施した。その結果から、増えつつある顧客は上質で洗練されたファッションやプロダクトを好む「高感度な中年層」と認識。潜在顧客を主眼に置きつつ、既存顧客にも共感してもらえるビジュアルを検討した。
- 二十四節気というテーマに合わせて、24種類の植物とかさねの色目（平安時代に始まった着物を重ね着するときの色の組み合わせ）で季節を表現。ほどよく抽象化した植物のイラストと淡い色合いで、クラシックになりすぎないモダンなビジュアルに仕上げている。
スタッフクレジット
八戸藍 / 山田晴香
