LIPPS
株式会社リップス

プロジェクト概要

リップスは、Z世代に人気のメンズ美容室「リップスヘアー」の経営をはじめ、スタイリング剤やヘアケア商品、コスメ製品の開発・販売を行っている。GRAPHはリップスヘアーのヘアワックスやヘアオイルなどのパッケージデザインのほか、ロゴマークのリニューアルも担当。1999年の創業からの歴史をまとめたWebサイト「LIPPS history」の制作も手掛けた。
https://history.lipps.co.jp/

課題

  • リップスは1999年の創業以来、店舗数を増やし、オリジナル商品の開発や独自の教育システムの構築など、拡大を続けている。その進化と発展に合わせて、一度自社の歴史を見直し、未来へと進む方向性を社内で共有したいという希望があった。
  • 創業時に作成したロゴマークのコンセプトは変えず、時代に沿ったデザインのチューニングの必要を感じていた。
  • ワックスやヘアオイルなどの商品にロゴマークを表示した時、縮小されると細部の視認がしづらいという問題があった。

GRAPHからの提案

  • 「LIPPS history」として、誕生期・開拓期・確立期・展開期・挑戦期とエポックメイキングとなる時代をカテゴリ分けし、スタッフ数やサロン店舗数、プロダクト数の遷移を分かりやすく表記。新しいスタッフにも会社の歴史やマインドを共有しやすいWebサイトを作成した。
  • 今後の業務拡大も見据えて、よりグローバルな視点でロゴマークをブラッシュアップ。文字の端に飾りがある「セリフ体」の上質で伝統的なイメージと、革新的な印象を与える「サンセリフ体」を組み合わせたマークデザインにすることで、これまで積み上げてきた“歴史”と、美容業界をけん引し続けている“今”と“未来”を表現した。
  • 今後の商品や店舗展開に合わせてロゴマークを拡大・縮小しても印象が変わらず表示できるよう、余白や太さ・細さを緻密に設計した。

スタッフクレジット

北川一成 / 村部悠蔵