AKIO HASEGAWA + YU MIYAMA CALENDAR 2026
長谷川昭雄/美山有

デザインと紙の個性、印刷の質感を掛け合わせて高める、1枚カレンダーの価値

プロジェクト概要

スタイリストの長谷川昭雄さんとデザイナーの美山有さんが作る、1枚で1年を俯瞰できるカレンダー。数字はすべて平筆の手描きで、見るたびに新たな発見があるデザイン。シルクスクリーン印刷による豊かな質感表現と、紙そのものの物質感を生かした設計により、1年間貼り続けても飽きがこないプロダクトとしての魅力を持たせている 。GRAPHは初回から毎年、紙の提案とプリンティングディレクションを行っている。

GRAPHからの提案

  • シルクスクリーン印刷により、一般的なオフセット印刷では難しい工業用紙や特殊紙の使用を可能にした。
  • 毎年、長谷川さんと美山さんとの対話の中から得られた言葉をヒントに、その年ごとのコンセプトや使われ方を見据えて最適な紙を数種類提案。紙の決定後は 、特性に合わせた印刷仕様の工夫など、ディレクションを行っている。
  • 1〜2年目はざらざらとした硬質な手触り感のある紙を使い、3年目ではテイストを変更して和紙を採用。 「シワがあっても魅力に感じられる」という新たな価値をつくることにつながった。6年目ではワックスペーパーを使い、折れ目や印刷工程由来のキズなども含めた、その紙ならではの美しさを大切にしている。

お客様インタビュー(note)

スタッフクレジット

八戸藍 / 坂上谷直久